賃貸の1階に住む前に知っておくこと!1階の物件の実情レポート①

賃貸物件1階に住む前に知っておきたいこと暮らし

賃貸の1階~4階まで、実際に住んだことがある私が実情を報告します。

過去10年で4回の賃貸に住み、現在は1階の部屋で暮らしています。

上階に住んだ時と比較して、1階のメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。

一般的に、賃貸の1階は人気がないと思われていますが、その真相は・・・。

・気に入った物件が見つかったけど、1階しか空いていない

・賃貸の1階に住んだことがないので不安

・ネットでは1階のデメリットばかり書いてある

このようなことで悩んでいる人にとって、本記事がご参考になれば幸いです。因みに筆者は男性・一人暮らしです。

スポンサーリンク

賃貸の1階で暮らすメリット

2階以上の部屋に比べて家賃が安い

階層が上がるほど、家賃は確実に高くなります。

例えば、家賃が5,000円違ったとすると年間で60,000円変わってきます。

4年暮らしたら240,000円です!

ダイソン、バルミューダ、バーミキュラ、デロンギ・・・

この差で生活家電をランクアップして快適に暮らすことができます。

私は一度だけ、当初決めていた予算をオーバーして物件を選んだことがありました

不自由なく生活はできますが、貯金が増えない生活を2年送ることとなりました。

日常生活の出入りがスムーズ

1階に住んで初めてこの快適さが分かります。

ちょっとぐらい頑張るからいいや、って油断すると苦労する羽目になります。

通学や出勤以外でも、日常の買い出し、ゴミ出しなど、面倒だなって感じることが減ります。

階段で無理なく過ごせるのは2階までです。それ以上の階はエレベーターがあるないで判断しましょう。

ただ、1階ならわざわざ自宅でエレベーター待ちすることもありません。

引っ越し費用が安く済む

下階の方が100%安くなります。

見積時に「何階から何階への引っ越しか」必ず聞かれます。

一時的な出費ですので、金銭的な面では家賃の大小の方が重要事項です。

持ち家具によっては搬入するときに解体する必要がありますので、1階の方がリスクは減ります。

階下の住民に迷惑をかけない

音が出るのは足音だけではありません。

毎日の洗濯やお風呂の排水、家具の移動など少なからず振動音が伝わります。

1階の特徴としては、「被害者になりやすいが、加害者になるリスクは減る」ことです。

上から響く音の方が圧倒的に聞こえやすいですよ。

家賃が安い大きな理由としてもこちらが当てはまります。

夜型の生活をする人や、友人を招くことが多い人など、2階以上に住んでいると知らず知らずの内にご迷惑をかけていることもあります。

賃貸の1階で暮らすデメリット

防犯性が低い

空き巣被害は残念ながら統計上は1階の方が多いようです。

ですので、1階を選ぶ時は立地や防犯設備が備わっているかどうか見極める必要があります。

・窓ガラスに面格子やシャッターがあるか

・窓ガラスは強化ガラスか

・オートロック、センサーライト、インターホンは備え付けか

など、警視庁の防犯対策事項を基に、住みたいアパートの環境設備を比較してみてください。

防犯性は、1階や2階の違いだけが要因ではなく、その物件の設備と環境次第です。

さらによく調べてみると、アパートにおいては、空き巣、忍込み、居空きすべてについて「無締り」が侵入原因のトップです!

決して安心を主張するわけではありませんが、日ごろ施錠を徹底することが何より防犯対策です!

日差しが悪い

2階以上の方が日当たりが良い場合が多いです。

外干しするなら1階は不利になります。

また洗濯物が外から見えやすい点でも不利です。

この点で、女性の場合は1階は避けることが多いですね。

10年前と比較すると、部屋干し需要が高まり、インナーテラスのような設備を持ったアパートが増えています。

完全に部屋干しにすると割り切れば、解決できることもあります!

外の騒音が気になる

これは2階以上と比較した場合です。

近くの道路の走行音、駐車場の車の排気音、電車など、振動が響きやすいので、静けさでいえば1階は確かに不利です。

ただ、実家暮らしの時に1階で暮らしていた人も多いのではないでしょうか。

思い返してみてください、普通に生活していたはずです。

上層階があるからこのような比較話が生まれ、遂にはデメリットと言われるようになりました。

外から室内が見えやすい

丸腰では室内が見えやすいのは避けられません。

プライバシーを守るにはちゃんと対策する必要があります。

ミラー効果のあるレースカーテンや遮光カーテンを使いましょう。

今どきのカーテンって標準装備でも質が高いです。

窓を開ける時はレースカーテンまで全開にしなくても、風や光は入ってきます!

私は前回、2階に住んでいましたが、人の動きとか視野の範囲内の家具なら、2階だって余裕で見えます!

油断して上階に住むほうが危険です!

まとめ

以上、1階に暮らす前に知っておきたい知識でした。

ネットで出回っている一般論を頼りにするのはとても危険です!

住みたいと思ったアパートの設備や環境が大事です。

1階の防犯面は物件によって差が出ますので、内見は必須です!

一見住みやすいと感じた上層階を選び、予算オーバーで住んだ挙句、我慢生活してたら本末転倒です。

次回は「賃貸1階の気になるあれこれ・・・」の実情をレポートします!

スポンサーリンク
暮らし
買物白書